「前にトラブルがあった人」を再度採用すべきか迷うケースは少なくありません。
ポイントを簡潔に整理します。
1. まず確認すること
- 本人確認(氏名・連絡先・身分証)
- 過去の問題内容(遅刻・欠勤・接客トラブルなど)
- 改善が見られるか(通勤・生活リズム・態度)
2. リスク分類と対応
- A:軽微(遅刻・行き違い)→ 条件付き採用OK
- B:中程度(無断欠勤・クレーム)→ 試用+誓約書
- C:重大(金銭不正・暴力・情報漏えい)→ 原則不採用
3. 条件付き採用の工夫
- 試用期間を設ける(2〜4週)
- シフトや勤務条件を調整
- 誓約書・研修で再発防止
4. NGと改善
| NG | 改善 |
|---|---|
| 前にダメだったから即NG | 内容と改善を確認して判断 |
| 条件を口頭だけで伝える | 書面や記録に残す |
| 店長1人で決定 | 責任者と二重チェック |
まとめ
再応募は「一律不採用」ではなく、内容の重さと改善の有無で判断します。
軽微なものは条件付きで戦力化、重大事案は原則不採用。
基準と記録を徹底することが店舗の安全につながります。

