トラブル対応で役立つ!必携セキュリティアイテム(防犯ベル・防犯カメラ・ドアロック)

お役立ち記事

「いざ」という時に迷わず使える、現場に置くべき3種の基本アイテムをコンパクトに解説。小さな備えで“大きな被害”を未然に防ぎます。

この記事のポイント(30秒)

  • 音(防犯ベル)・記録(カメラ)・侵入遅延(ドアロック)をそろえると抑止力が段違い
  • 使い方は「誰が・いつ・どう押す/使う」をルール化して掲示
  • カメラ運用はプライバシー表示・録画保存期間を明確に(法令順守)

1. 防犯ベル(携帯/据え置き)

効果: 大音量で周囲に知らせ、加害行為を即時中断させる抑止。

  • 選び方:90〜120dBワンタッチ作動(ピン抜き/ボタン)電池交換しやすい
  • 配置:待機室の出入口・レジ周り・バックヤード。携帯用は名札やポーチに常時装着
  • 運用:開店前に作動確認/月1で電池点検。「押したら逃げる→人を呼ぶ」を徹底

2. 防犯カメラ(有線/Wi-Fi)

効果: トラブルの抑止・証拠保全・事後対応の公平性確保。

  • 選び方:フルHD以上広角レンズ夜間IRモーション検知+アラート
  • 設置:入口正面/会計周辺/バックヤード動線。死角を作らないよう対向配置
  • 運用:録画期間(例:14〜30日)閲覧権限エクスポート手順をマニュアル化
  • 掲示:録画中ステッカーで周知。更衣室・トイレなどは設置禁止

3. ドアロックグッズ(補助錠/内側ロック)

効果: 侵入・押し込みの遅延、スタッフ退避中の安全確保。

  • 選び方:工具不要の貼付型補助錠内開き/外開き対応非常時は内側から即解除
  • 配置:事務室・休憩室・在庫室などスタッフ退避先の扉に優先導入
  • 運用:「ロック→通報→待機」の手順を壁面に掲示。月1点検(粘着・ガタつき)

補助になる+α(任意)

  • 強力LEDライト: 眩惑&避難路照射。USB充電式・スタンド兼用を選ぶ
  • スタッフ共有チャットの緊急テンプレ: 「危険/通報/退避場所」をワンタップ送信

現場ルール(最小セット)

  1. 役割決め: ベル係/通報係/出入口確保係をシフト表に明記
  2. 通報文テンプレ: 店名・住所・状況・怪我の有無・犯人特徴(身長/服/方言等)
  3. 記録保全: 事後は日時・対応者・カメラ映像の保全場所をメモして管理者へ

法令・プライバシーの注意

  • カメラ運用は目的・設置場所・保存期間をスタッフに周知し、店内に掲示
  • 録音の有無・音声利用の扱いを就業規則または内規に明文化
  • 個人情報(映像・音声)はアクセス権限を限定し、持ち出し禁止

導入のコツ(小さく始める)

  • まずは防犯ベル(全員携帯)+入口カメラ+バックヤード補助錠の3点から
  • 翌週に録画ルール・通報テンプレを整備→月1で訓練と点検

まとめ

  • 音・記録・ロックの3点セットが即効性と抑止力を生む
  • 運用は役割・通報テンプレ・記録保全の3本柱で迷いをなくす
  • プライバシー配慮と掲示でトラブルを未然に防ぎ、安心な職場へ
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